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【ミズノ】品質を追求し続ける「ええもんつくんなはれや」の精神

スポーツウェアを選ぶとき、「とりあえずミズノなら間違いない」なんとなく、そんな安心感があります。日本人だからなのか、ミズノが長年良いものを提供し続けてくれている実感からなのか、そういう人は思いのほか多いです。この安心感はどこから来るのか、ミズノの歴史を見るとこの「なんとなくの安心感」の理由が分かるかもしれません。創業当時から受け継がれる「ええもんつくんなはれや」の精神とは?

はじまり…

創業者:水野利八
1884年生まれ。18歳のとき、京都市内にある第三高校野球クラブと外国人クラブの野球の試合を見て魅了され、運動用品の商売を志します。
1906年:弟利三とと「水野兄弟商店」設立。洋品雑貨や運動用品、野球ボールの販売をスタート。
1923年:社名を「美津濃運動用品株式会社」へと改名。
1940年:社名を「美津濃株式会社」に変更。

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「ミズノといえば野球」のワケ

18歳で野球に魅了された創業者の水野利八さん。創業の一年後1907年には、オーダーメイドの運動用ウェアの製造をスタートしています(その後既製品の製造販売も開始)。1910年に野球シューズ、1913年には野球グラブとボールを製造。ミズノは野球と共に成長していった会社であったことが分かりますね。

今でもプロ野球の試合を見るとミズノ製のグローブやバット、手袋などミズノ製の道具を使用している選手がたくさんいることに気付きます。100年以上の歴史が培ってきた安心感はプロ選手の心も掴んでいるんですね。

”甲子園”はミズノが発祥?!

毎年春と夏、日本全国を沸かせる球児たちの熱い戦い、通称”甲子園”。実は前身の大会をミズノが始めたってご存じでしたか?

野球への関心が高かった創業者の利八さん。スタートは実業団大会の開催でした。その成功後、1913年に中学校野球(旧制中学校)の大会を開催。その時はまだ、関西を中心とした大会でした。1915年の第3回大会、朝日新聞社から「全国規模での自社開催」の申し出があり、これがのちの夏の甲子園へ

これまで美津濃主催で行われていた大会は時期を変え開催されていましたが、この大会が春のセンバツへと繋がっています。

ロゴーランバードとはー

なんか最近よく見る?

1982年(アメリカでは1982年)から使用されているロゴ「ランバード」。元々はシューズに付けられていたロゴですが、2016年からほぼすべての製品に使用されています。「言われてみると最近よく見る気がする」という方も多いかもしれません。

シューズのロゴやマークって普段何気なく見ていますが、「フィット感を高める・シューズの補強」という実用的な意味と「ブランド認知を高める」というブランディングとしての意味があって実はとても重要です。現在はブランディングの意味合いが強いかもしれませんが、スポーツシューズの創世記には様々な視点からロゴが考えられていたんですね。

ミズノとしてのブランディングをより高めるため、2016年にロゴをランバードに統一。ランバードを見かける機会が増えたのも納得です。

意味は走っている鳥?!

ランバードの曲線は、実は「惑星の軌道」に着想を得たものなんだそうです。また、ロゴが「走っている鳥」のように見えたことからランバードという名称になったとか。そう言われてみると、なんだか鳥っぽいです。また、「RUN=健康・スポーツ」「BIRD=自由な精神と創造力の広がり」という意味もあるそうです。

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「ええもんつくんなはれや」ミズノに受け継がれる精神

ミズノの経営理念は「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する。」です。世界を目指すアスリートでも日常で楽しむスポーツでも、スポーツの楽しさや「もっと上手くなりたい」という気持ちには同じ。そこに寄り添うモノを作ること、それが「ええもんつくんなはれや」の精神とのこと。

なんとなく「ミズノなら間違いない」「ミズノなら安心」と私たちが感じられるのは、こうした精神が商品にしっかり宿っているからなのかなと思います。

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いかがでしたか?何気なく見ているミズノのウェアも、成り立ちを知るとより一つ一つの商品に込められた意味が伝わってくるような気がします。



こちらの記事はミズノさんの公式サイトを参考にさせて頂いております。。
※参考文献:ミズノ公式オンラインより引用(2024/12/10時点)

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この記事を書いた人

ジャージが好きすぎる40代男性。新作のジャージやスポーツウェアの新機能などをネットでチェックし続ける毎日を過ごしている。

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