冬が明けて段々暖かくなってくると、ウィンドブレーカーや冬用のジャージはちょっと暑い…、でも半袖はまだ寒い、着るものに困る時期がやってきます。そんな時、”クロスジャージ”が断然”押し”!
クロスジャージは「軽い・薄手・サラサラ」の生地感が特徴で、春先、秋口などに最適な軽量なトレーニングウェアです。現在では保温機能の付いた冬向けタイプもありますが、薄手でサラッとした肌触りというクロスの基本は変わりません。初めて聞いたという方も多いと思いますが、知らない何でもったいない!!春にクロスジャージを着るべき「5つの理由」をお伝えします!
クロスジャージは”クロス(二重織)”という素材を使用したジャージ全般を指す言葉です。一般的なジャージはニット素材(編み物)を使用しているので見た目や触り心地等も異なり、ジャージと言っても一般的ないわゆる”ジャージ”とは印象は全く異なります。
生地としてはどちらかというとウィンドブレーカーに近く、伸びない素材で軽く、薄手、風を通しやすいのが一般的です。
ウィンドブレーカーについてはここからチェック
1.薄くて軽いーサラサラ感ー
クロスジャージ最大の特徴は、シャツのような薄手でサラサラとした生地感です。ニット素材を使用した一般的なジャージはどうしても厚みが出やすく、春向けタイプでも薄さには限界があります。他方、クロスジャージはシャツのように薄く軽い素材で作られています。ウィンドブレーカーのような防風性がない分風の通りも良く、適度な通気性があります。
2.裏地がない
基本的に裏地がないものが多いのも特徴です。裏地がない分さらに軽く、重さを感じない軽やかな着心地です。時々メッシュ裏地が付いたものもあるのですが、こちらは秋口などより肌寒い時期を想定したジャージだったり、競泳選手がプール回りで着用する等の特別なニーズに対応するためのジャージが多いです。
3.多彩な機能性
クロスジャージの基本は軽さと薄さですが、商品によってはさらに吸汗速乾性やUVカット効果など多彩な機能が備わっています。紫外線量は春先3~4月頃から増加してくるのに対し、同時期から紫外線対策をしている人は意外と少ないです。ウェアなら羽織るだけなので気軽に始められます。
4.豊富なデザイン
織物であるクロスジャージはプリントが乗りやすく、また、カラーもキレイに発色するのでカラー・デザインが豊富です。グラフィックなどのデザイン柄や爽やかな明るいカラーは見た目も華やかで選ぶ楽しさが広がります。人とちょっと違ったデザインでおしゃれ度もアップします。
5.着脱が容易で温度調整しやすい
春先・秋口の「何着たらいいの」か分からない最大の原因は、「暑かったり涼しかったり」安定しない気温です。ここで役立つのが、クロスジャージの「脱ぎ着しやすさ」です。インナーに半袖を着ておけば、暑くなったら脱げますし、また、薄手で軽いのでバッグに仕舞いやすいです。
お勧め「クロスジャージ」!
良い点がたくさんある一方、デメリットが全くないわけではありません。クロスジャージのちょっと困る?点をお伝えしていきたいと思います。
- 1.伸びない
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基本的に伸びないものが多いです。そのためピタッとしたサイズ感だと動きにくいです。通常は普段のサイズで着用頂いて問題ありませんが、サイズに不安がある方・商品によってMだったりLだったり…とムラのある方は大きい方を選ぶのが安心です。
また、最近はストレッチクロスというストレッチ性に優れたクロス素材も増えているので、そちらもお勧めです。 - 2.透ける可能性あり
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薄手素材なので白や淡いカラーは透ける可能性が高いです。基本的にTシャツやタンクトップ等のインナーを入れて着用するものなのでTシャツほど気にならないかもしれませんが、白っぽいカラーを選ぶ際は、事前に頭に入れておく必要があります。
保温性や防風性に優れたモデルも!
いかがでしたか?春先・秋口は「なんとなくロンTでやり過ごしてた」という方も、一度クロスジャージを検討してみて下さい。合わせるインナー次第ではより長く着用頂けますし、また、ライトアウターとして、バッグに入れてあると安心感があります。