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【最新版】進化するジャージの最前線!

何となく「上下セットのスポーツする服=ジャージ」というイメージ、ありませんか?実は、技術の進化と共にジャージの高機能化の波は凄まじく、日々ジャージを見ている私たちですら戸惑ったり驚いたり、「え、これジャージ?」とつい呟いてしまうような、新しい素材やデザインが日々生まれています。

さらに、何となくスポーツウェア全般をジャージというイメージが根強くあり、ネットショップで購入して届いたものが「思ってたのと全然違うものが届いた!」という方、意外と多いんです。

じゃあ、「結局ジャージって何なの?!」「思ってたイメージに近いものをネットで買うにはどこに気を付けたらいいの?!」を徹底解説!専門店だからこそ分かった、進化するジャージの最前線を追って行きましょう!

ジャージには2種類ある!

①オーソドックスなタイプの”ザ・ジャージ”
②素材や機能性にこだわった”進化系ジャージ”

①オーソドックスなタイプの”ザ・ジャージ”
一般的にジャージと言って想像するのがこちらのジャージです。学校のスクールジャージなどはこちらに入ります。オーソドックスなデザインのものが多いので、スポーツMIXコーデに取り入れられてカジュアルウェアとしても人気です。
最近では、「トラックスーツ」や「トラックジャケット/パンツ」という呼び方も一般的になってきています。高い機能性は期待できませんが、ごく一般的なポリエステル素材なので春秋を中心に長く着用出来るのがポイントです。

②素材や機能性にこだわった”進化系ジャージ”
速乾性や軽量性、UVカット機能、時にははっ水・防風効果などもあったりと機能性にこだわったジャージがこちらの進化系タイプです。機能にこだわっているため、どうしても一般的なジャージの素材感とは異なってきます。

ジャージとして想像するものよりかなり薄い素材のものや生地感・機能性も様々あり、「普通のジャージと思って購入したらなんだか思ってたのと違う」となりがちなので注意が必要です。

種類豊富な進化系ジャージ

エントリーNo.1 クロスジャージ

洋服の生地には大きく”ニット(編み物)”と”クロス(織物)”という区分があります。特徴としてニットは伸縮性がありクロスは伸縮性がない点が挙げられます。ジャージは伸縮性のあるニット素材なのが基本。ですが、クロスジャージはそのクロスという生地を使用しています。

基本特徴

薄くて軽く、サラサラとした肌触り。基本的に裏地のない一枚物で、春夏や秋口のあたたかな時期にお勧め。特に表記がなければストレッチ性がないものが一般的ですが、「ストレッチクロス」など伸縮性を特徴としたものもあります。

エントリーNo.2 ハイブリッドジャージ

異なる素材の良いところを組み合わせて、さらに上質なものに進化させたのがハイブリッドジャージです。例えば、通常のジャージはどうしても生地に隙間が多く、通気性に優れている反面防風性がや耐久性が物足りない…。でも防風性や耐久性を追求した素材は、どうしてもストレッチ性が弱く着心地や動きやすさに難点がある。そんな場合に異素材の組み合わせたジャージが便利です。

基本特徴

防風性を強化した秋冬向けハイブリッドジャージ
→風を全面に受けてしまう前身頃やパンツの前側・太もも部にウィンドブレーカーの素材を使用し、肩ひじ・背中、膝など動きの多い部分にジャージを使用。
保温性を強化した、より寒い時期向けハイブリッドジャージ
→寒さを感じやすい身頃や腰回り、太もも部等に中綿素材を配置。可動部にジャージを使用して、軽さ・動きやすさに加えて屋外でも快適な保温性を強化。

※その他、肩ひじやポケット部にウィンドブレーカー素材を使用して耐久性を強化したタイプなど、用途に合わせたハイブリッドジャージがあります。

エントリーNo.3 スウェジャー

こちらは、当店で独自に分類したものですが、スウェットにはカジュアルウェアとしておなじみの綿スウェットの他、トレーニング向けのポリエステルを混紡した「ジャージに近いスウェット」が存在します。
年々、この「ジャージとスウェットの境界線」が曖昧になってきており、もはやスタッフである私たちですら見分けがつかずお客様にとっても混乱の元となってしまっている現状。そのため、こちらは一般的な綿スウェットとは別のものとして、ご紹介させてください。

基本特徴

・ポリエステル100%。もしくは、ポリエステルがメイン素材として混紡されているもの。(ナイロンやレーヨンが含まれる場合もあります。)
・綿スウェットよりも軽く、通気性・速乾性に優れています。
・生地表面はジャージのようにツヤ感があり、よりスポーティな印象。
・UVカット、ストレッチなどジャージのような機能性があるものもあります。

デザインによってはよりトレーニング向けなもの、カジュアルウェアとしても着られるものなど幅広いラインナップがあります。「ジャージかスウェットか」というよりも、単純にデザインや使いたい用途で選んで頂くのがお勧めです。

①が一般的な綿スウェット、②がスウェジャーです。生地表面だけ見ても、かなり違いがあることが分かります。

もっと知りたい!

間違え注意!!ウィンドブレーカーはジャージではありません!!

間違い注文が起こりやすい事例の一つが「ウィンドブレーカーをジャージと勘違いして買ってしまった」というもの。ウィンドブレーカーはその名の通り「ウィンド(=風)をブレーク(=防ぐ)」ウェア。防風性に優れ、いわゆるシャカシャカした素材です。写真だけでは見分けがつきにくいので、必ず商品説明を確認してみて下さいね。

もっと知りたい!

いかがでしたか?一言にジャージと言っても意外と知らないことが多かったんじゃないかと思います。単純だけど奥が深い!用途に合わせて、最適なジャージを見つける手助けになれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

ジャージが好きすぎる40代男性。新作のジャージやスポーツウェアの新機能などをネットでチェックし続ける毎日を過ごしている。

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